手間要らずの野外装備術
年がら年中、アウトドアに出掛けるようになると、毎度、
私のようにアウトドアを職業とするものならまだしも、
週末が来る度、前の晩にあれこれ荷物を詰めては、
だが、山登りやキャンプ、BBQなど、
そうしたアイテムを常に纏めておくことで、この手間が大分、
サバイバルやミリタリーの世界では、”Bugging out bag”と呼ばれる基本装備の纏め方がある。
語源は、”Bug out”(慌てて逃げる)という言葉から来ているのだが、
どのアウトドアをやるにも必要な、小さなナイフ、マッチや火種、
そこに、それぞれのアクティビティの必要に応じ、
少し寒い季節や、標高の高い場所に行くなら、このBugging out bagに1枚、防寒衣類をプラスしてやる。
あるいは、2、3泊といったやや長期のキャンプなら、
この準備の仕方は、毎回の手間が少なくなるといった以外にも、
常に決まった道具を同じ場所に入れておくことで、
現場で何処に何を入れてきたか迷うことなく、道具を
大事な基本装備を忘れることは、野外ではしばしば、
あの道具、確かに持ってきた筈なのにな、、、という問題も、
さらに、別のメリットとしては、Bugging out bagを準備しておくことで、災害時の避難にも効果的だ。
キャンプと避難生活では、必要とされる道具が実はほぼ一緒。
それらを纏めておけば、週末のアウトドア行にも、
技術や知識レベル、体力差など、個人の条件の違いで若干、
しかし、主として下記のようなものが、
・小型ライト(及び交換用電池)
・ナイフ(アーミーナイフ)
・個人用救急キット
・マッチとライター
・ロープ(4~5mm程度のもの)10m
・雨具
・水筒
・防寒着(薄手のフリースなど)
・ゴミ袋、ウェットティッシュ
・ミニコンロ
・予備下着一式(靴下、Tシャツ、パンツ)
・行動食(カロリーメイトなど)
・コンパス
以上が揃っていれば、自分の個人用の装備の基本は概ね、
あとはこれに人数、共同装備の兼ね合いなどを考えて、
Bugging out bagの注意としては、
道具は使えば消耗し、手入れが必要になるのが道理。
山に行って、ガスや電池が切れていた、、
とはいえ、荷物をあれこれ準備しながら、
限られた装備と自分の技術で、自由に野営を行う。
その為の知恵とスキルと思考力を養うには、、
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