キャンプで焚火をするなら焚火台を使うのが当たり前。
おそらく、
けれど、焚き火には必ずしも焚火台が必要という訳では無い。
これは私の著書の“焚火の教科書”でも、
焚き火台はホビーの焚き火の道具
まず初めに大前提として知っておいて頂きたいのが、
これは、火を燃やして愛でて楽しむのを否定している訳ではない。
料理をしたり、寒い時期には体を温めたり、
けれど、様々なキャンプ道具類が豊富に、
そんな現在のキャンプ環境の中、
焚き火台の大きさ
焚火台の弱点はまず何と言っても第1に、その大きさにある。
安定して火が燃え続けるには、
しかし、多くの焚き火台(
これがどういうことに繋がるかと言えば、
・火力が安定しにくくまた、持続時間が短い
・火から目と手を離せない
ということになり、その実害は以下のようなものになる。
(調理面)
1、火力が不安定で消えやすいので、
2,焚き火の面倒に手間を取られて、
3,薪投入の為、
(暖房面)
1,溜め込める熾火の量が少なく、火力が弱いので、そもそも(
2,火力がすぐに落ちて寒くなるので、
3,複数人数で暖まろうとすると、密集して狭苦しくなる(
(照明面)
1,そもそもの火の大きさが小さすぎて、暗い(
2,すぐに光量が落ちて暗くなってしまう
焚火台の多くは、
構造・形状
また、大きさとともに厄介なのが、構造や形状の問題である。
・調理や暖房などの目的別に沿った燃やし方をするのに、
・火床(炭や熾火が溜まる面)が平面でなく、
・火起こしの際の風を入れ込みにくい。
・燃えてバランスを失った薪が地面に落下したり、
・作りが貧弱・強度不足で不安定な為、倒れる可能性があり危険
・素材に蓄熱・保温性が殆どない為、(デザインによっては)
(調理面)
1, 鍋や網を乗せにくかったり、不安定でひっくりかえす恐れがある。
2,火加減を調節しにくい(その為、
2,焼き台が狭く、複数の調理が同時に行いにくい
(暖房面)
1,台が宙に浮いた構造の場合、足元が寒い
2,台の形状によっては、
3,赤外線を一方向に集中させるデザインでない場合、
(照明面)
・薪を立てて置きにくい形状の場合、炎が上がりにくくまた、
というようなことで、
焚き火台のメリット・コンセプト
但し、デメリットばかりを並べてはいるが、
今更、言うまでもないとは思うが、
1,不意の悪天候時に、タープの下へ焚き火を避難させやすい
2,後片付けが楽
3,きれいな芝生の上などでも焚き火ができる
というようなものだ。さらに付け加えれば、
例を挙げるならば、
理想としては、
いずれにしても、
これは、
無論、焚き火を遊びの為と割り切って行うなら、
なので、生活の為の火を燃やす道具として焚き火台を使う(
するとまた、色々な焚き火台を買うことになり、
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