先週末のスマートキャンプラボは、
いわゆる”藪こぎ”なのだが、目的地を精密に測定して、
その為、キャンプ地に辿り着けたのは日暮れ寸前。
曇りの空模様も手伝って、何とか肉眼で周りが見える程度の中、
参加しているラボの研究生は皆、
小雨の中でも、こうした作業をスムーズに、
普通だったら、疲れている上に暗く雨降りの状況ならば、
なのに、サクッと寝床を作り上げ、
それもこれもトレーニングの成果。
素早く確実に野営を行うことのできるスキルを身に付けつつある証
ところで、こうした野営を可能にする為の考え方、その核には、
ラボの参加者にいつも言うのは、
そして、資材を集めたり野営用具を作成するのも、
そうすれば時間も労力も最小限で済む。
例えば、なぜ焚き火を燃やすのか?
これがもし、
少量の熾火を作り出せるだけの、
逆に、明るさが欲しくて火を燃やすならば、
その為には、
目的にあっただけの量の薪の分量が解り、それを拾い集める事。
それが出来れば、無駄なく、
と書いてみれば、
その発想は元々の私の性格、めんどくさがり、
出来るだけ楽してやろう、面倒なことはサボろう、、
しかも、量が少ないので不安だったり、
だが、こういった事が、
テントとタープの両方を持って行くのは重いし疲れるし、
沢山の薪を集めるのは疲れる、、、なので、
あるいは、
振り返ってみると、
また、今ほど装備が充実しておらず、
時短、高効率、省エネ、軽量化、、これらのキーワードは、
もったいない、効率良く、無駄なく。
使う分だけ、食べる分だけ。
自然に優しいということは、自分にも優しい、のかもしれない。
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