大人向けキャンプ・焚き火・アウトドア体験創造集団「週末冒険会」
コラム

秋のアウトドアの服装

爽やかな空気と心地良い日差し、過ごしやすい気温の秋。

野外に出ても活動しやすく、キャンプや登山などにもいい季節だ。

焚き火の炎の程良い暖かさを楽しめ、また熱々の料理も美味しく感じられる。

 

キャンプというと、どうしても夏が本番と考えてしまいがちだが、実は最も快適なのが今の時期。

日中の日差しは暖かで、トレッキングなどの運動をすれば汗ばむ程だ。

しかし、夜ともなればそれなりに気温も下がり、標高の高い場所では都会の冬並の温度に冷え込んで来る。

昼と夜の寒暖の差が大きくなり、同じ服装で一日中過ごすことは厳しい。。

そんなこの時期、どんな服装がアウトドアには適しているのだろうか?

 

秋に限らず、野外での服装で基本とされるのが、”レイヤーリング”と言われる方法。

これは簡単に言ってしまえば重ね着の意味で、気温に合わせて服を着込んだり、脱いだりして体温調整を行う。

別にアウトドアでなくても、普段の生活でも行なっているやり方である。

それを敢えてレイヤーリングなどという呼び方で強調されるのは、普段の生活よりもアウトドア生活の方が、温度変化が激しいことが一因だろう。

 

重い荷物を背負って山を登ったりすれば、体温は上昇して汗をかく。

しかし、頂上に着いて休憩し始めた直後は気持ち良く感じた風も、少し時間が経てば、寒く感じ始め出す。

あるいは、軽い運動程度なら調度良かった昼間の気温も、夕方になるにつれ急に低下して、知らない間に体を冷やしてくる。

温度が一定している家屋の中で過ごしている日常と違い、外気に晒され続ける野外生活では、温度変化が激しい。

その対応策として、レイヤーリングが必要になるという訳だ。

 

そのレイヤーリングの標準的な方法としては、衣類を3段階に分けるシステムがある。

1,ベースレイヤー
2,ミドルレイヤー
3,アウターレイヤー

1,のベースレイヤーは、下着だ。
速乾性の高い素材をつかったTシャツなどを着用することで、汗が体温を奪うのを防ぐ為のベースになる。

2,のミドルレイヤーは、フリースや薄手のダウンなど、軽量で保温性の高いウェア。

3,は防風性と雨にも強いジャケットなどが用いられる。

 

運動して体温が高い間は、ベースレイヤーだけで過ごす。

もし、それだけでは寒い場合はミドルレイヤーを上に着る。

また、雨風があるような場合はベースレイヤー+アウターレイヤーの組合せに切り替える。

そして休憩やテント場に着いたら、寒さに応じてミドル、アウターを重ねる。

ミドルだけでは風が体温を奪うので、その上にアウターを着て、ベースが水分による体温の喪失を防ぐ。

このシステムがレイヤーリングだ。

 

また、荷物を少なくしたい場合には、アウターが雨具を兼ねる性能の物を用いることで、軽量化が可能だ。

このレイヤーリング、保温することも目的だが、汗を書き過ぎないようにすることも大事な要素。

特に山歩きなどで水の補給がままならない場合などは、水分を失って脱水症状になりかねない。

その防止の目的も含まれている。

 

以前の記事で、夏の野外での服装について書いた。

夏のキャンプでの服装について考える

その中で、野外での服装の基本は、肌を露出しないのが大事と説明している。

例えば、、、

・標高が高く、紫外線の強い山での日焼け防止や虫さされを防ぐ。

・樹の枝や火の粉による怪我から身を守る。

こういった目的の為には、長袖長ズボン服装が必要となる。

その上で、今回の主題である、そこまで暑くはないが、日によっては汗をかく気温の秋には、どんなウェアが良いのか?ということになるのだが、、、

これは個人差(暑がり、寒がり、汗っかきなど)と、出かける場所にもよるが、以下のようなパターンがベーシックな組み合わせと考えられる。

1,汗を放出するベースレイヤー
2,長袖のシャツ
3,薄手のフリース
4,風を遮る事のできる、ナイロンジャケット

 

季節に関わらず、1,のベースレイヤーは基本。
アウトドアショップで販売されている、汗を素早く外に放出する素材の下着がメインになる。
メリノウール素材を使用した製品が有名どころだろう。

2,の長袖シャツは、暑ければまくることが出来、ある程度通気性と保温力があるものが良いだろう。
ウール素材などのものは、汗を吸いにくいという特性もあるので、お勧め。

3,は、シャツだけでは寒い場合と、寝る際のパジャマ代わりとして便利。

4,は雨具と風を遮る為に必須

ということになる。

 

また、そこまで気温が下がらない場所でも、基本的に綿素材は避けるのがベター。

水分を含むと乾きにくく、体温低下の原因となるからだ。

そうでなくても、じっとり濡れた服は不快で、特に着替えの枚数をあまり持つことの出来ないバックパックでのキャンプなどでは、ストレスの原因にもなってしまう。

 

尚、ウェアが濡れてしまった場合、絞るなどして出来るだけ水気をとった後、寝る際に寝袋の上に掛け、その上からタオルなどを掛けておこう。

体温である程度、乾燥効果が期待できる。

 

 

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