大人向けキャンプ・焚き火・アウトドア体験創造集団「週末冒険会」
コラム

キャンプを快適に過ごす為の小ワザ

街を離れ、自然の中、いつもとは違う環境で生活するのがキャンプ。
そこでは楽しみの裏側に、慣れない環境・場所で過ごすが故のストレスも潜んでいる。

何でもない些細なことが、アウトドア生活では結構、気になってしまってイライラしたり、、
楽しむ為に出掛けてきたのに、つまらないことが気になって落ち着かない、、

そんな事は出来るだけ避けたいのが心情。

来て良かった!また来よう!!そう思える為のちょっとした小ワザ、知恵を幾つかご紹介。

 

・机の上はスッキリ、綺麗に

キャンプシーンで多く見られるのが、テーブルの上が道具や食材で溢れている光景。
だが、みんなが囲む食卓としての本来の役割を果たすことなく、物置代わりにされていることがよくある。

折角の料理が出来上がっても、皿を並べることもできない、、
結局、みんな落ち着いて座って食事もできず、皿を片手にその辺をウロウロしながらの立ち食い状態。

じっくり料理を味わうことも出来ず、つまみ食いのようにダラダラとした食事になってしまっては、満足感も半減である。

そうならない為には、机の上はスッキリ片付けておくこと。
テーブルやタープ周りは何かと猥雑になりがちなので、小まめに整理整頓する意識を持つようにしよう。

方法としては、買い出しの際にスーパー等で貰えるダンボール箱を活用すると、大分、片付けも楽になる。
そして食料、雑貨、飲み物、ゴミなどを分類しておく。

こうすれば、必要な物が見つからなかったりすることもなく、スマートなテントサイトになる。

 

・寝床の支度は時間を見つけて早めに実行

特にキャンプに慣れない初心者の頃は、何だかんだであっという間に時間が過ぎるのがキャンプ生活だ。
テント設営を終えて、ちょっと休憩したりしているうちに、もう夕方で暗くなってしまった。。

ここで、真っ暗になる前にやっておいたほうが良い事はさっさと済ませてしまうのが肝要。

その一つが、自分の寝床の整理だ。

夜遅く、もう眠ろうという段になってから寝袋を引っ張りだしたり、下着や寝間着をバッグから取り出して、、
そんな事をやっていると、どうなるか想像できるだろうか?

ん?荷物に入れておいた筈の歯ブラシが見つからない。。

テントの中に置いておいたスマホがどこか行っちゃった、、

こういったことは、実際に(とても頻繁に)あること。ちっちゃなことだが、イライラして気になる。

ポッケの中に入っている財布や鍵は纏めて置くのも大切。
リュックの小物入れか、テントの枕元に備わっているメッシュのポケットに入れて、無くさないようにしておこう。

この時、ライトを一緒にしておけば、夜中、トイレに行きたくなった時でもすぐ、手に取ることが出来て便利だ。
また春や秋の季節、また高原などでは、知らぬ間に夜露が降りて来ていることが多々ある。
すると、昼間から屋外に放置していた寝袋やバックパックが、じっとりと湿っていることも。

そうならぬよう、真っ暗になる前の少しの時間に自分の寝床を用意しておくことが重要になる。

背中に敷くマットを広げ、寝袋を袋から出してバサバサと振り、中綿やダウンが充分に膨らんで空気を含むようにしておく。
こうすれば、押し潰されてペッタンコ、ちっとも暖かくない寝袋で眠るハメにならずに済む。

そして、翌日の着替えを荷物から取り出しておき、寝袋に入る寸前に、脱いだ上着等と一緒に、寝袋の袋に入れる。
これが枕になり、朝起きた時には、寒くても上着を直ぐに着込めて、着替えもサッと行える。

ビーチサンダルなどがあれば、テントの入口に置いておくことで、いちいち靴を履かなくて済むので楽になる。

 

・寝る前にテントサイトを一巡り

キャンプ生活の時間の経過と共に、皆が生活の中心とするタープの周囲は、雑然としてきがち。
そして夜には、気がつかないうちに、暗がりに様々な物が転がっていたりすることも。

雨や夜露に当てると作動不良を起こし易いガソリンコンロ。

深夜に動物を招き寄せる原因となる、汚れたままの食器類、食べ残しや生ごみ。

また、皆で囲んだ焚き火のまわりには、宴の名残の空き缶やおつまみの残り、マグカップが散乱していることもよくある。

これだと、あまりスマートなキャンプとは言えない。

夜中に誰かが躓いたり転んだりしないよう、安全の為に、就寝前にはサイトを一回りして、片付け忘れた物や落とし物がないか、確認する癖を付けよう。

 

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