キャンプが初めてという友人が言う。
”焚き火って、何でずっと見ていても飽きないんだろう、、?”
また、子供キャンプで皆に人気のある役割のTOPはいつも、”かまど係”
火の番というのは、少年にとってそこらの遊びよりもずっと面白いものだ。
そうして、炎の魅力に取り憑かれた者は、何がしか、火を構うことの出来る環境を手に入れる。
ある者は、自宅の庭にかまどを拵え、夜な夜な、その傍らで酒を酌み交わす。
また別の者は週末毎、焚き火台やテントを車に積み、火の炊ける場所を求め、夏も冬も東奔西走するようになる。
多少、懐に余裕のある者は、自宅や別荘に暖炉や薪ストーブを備え、薪割りが趣味の一つとなる。
そして私は、相変らず野山で石ころを積み上げては、素朴な焚き火を楽しんでいる。
火遊びって、何故だかやってみたくなる行為だとは思わないだろうか?
子供の頃、叱られると解っていても、ドキドキワクワクした記憶、憶えているだろうか?
危険だからこそ面白い、触ったらアツイのを知っているのにやめられない。
何故だか理由は解らないが、火は人を引き付ける魅力を持っている。
そう考えてみると、焚き火に限らず、炎を使って遊ぶことに、昔から興味があるのかも、、、、
そんなことに気が付いた。
初めてインスタントラーメンを作った9歳の時、料理という、火を使って何かを作る事が楽しかったような記憶。
ロケット花火をバラバラに分解して、中の火薬をカメラフィルムのケースに詰める。
導火線を差し込んで点火すると、爆竹とは比べ物にならない大音響と、大きく白いきのこ雲が出来た、中2の夏休み。
マッチの頭同士を向かい合わせにタバコのパッケージの銀紙でくるみ、外側から火で炙ると、ロケットのように飛んでいく。
学校をサボって仲間と喫茶店で飛距離競争をして、マスターに学校へチクられそうになったこと。
並べてみれば危なっかしいことが多い。でも多分、男子的には共感してもらえると思う。
そんな訳で、今でも小細工してみるのは大好きなのだ。
時にキャンプでも、こんな物を使ったりして火遊びをしている。
<100円ライターバーナー>
1)昔からの回転擦り石式の100円ライターを準備して、風防を外す。
2)火力調節リングをカッターでカットして取り外す。
3)むき出しになった火力調整用のネジ(?)を2回転ほど右に回す。
4)勢いよく炎の吹き出す、ライターバーナーの出来あがり
※もし作ってみる際には、自己責任で!!
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