多機能と携行性を追い求めたツール
人間は猛獣の牙を持たない。
その代わりに長い進化の過程で獲得してきたのが、
アウトドアに興味があるなら知らない人はいないであろう、
十得ナイフなどとも呼ばれ、ナイフの刃だけでなく、缶きり、
以前にもこのコラムで書いたような気がするが、
ねじ回しなら専用のドライバー、
しかし、多くの道具を持つことの出来ない野外活動においては、
必要にして十分、その代わり、多目的に使える。
人間の指も、物を切ったり、穴を開けたりするには不十分だが、
そう考えると、スイスアーミーナイフは、
限られた装備と自分の技術で、自由に野営を行う。
その為の知恵とスキルと思考力を養うには、、
⇩ ⇩ ⇩
Wilderness Camp Lab »
なるほど!なメーカーの回答
その代名詞とも言えるビクトリノックス社が、
そこで、この展覧会に出掛ければ、何か上手い解決法をメーカーの人間から聞けるのでは?と思っていたのだが、、
気がついたら、開催期間が既に過ぎていた、、
それでは仕方ない、直接問い合わせしてみるかと、
”早速、ご質問に回答いたします。各ツールの開閉に加えられる力には、個人差がございます。
確かに女性や、爪の弱い方などの場合、 開閉に苦労するという話を聞くこともございます。
その場合、弊社でご案内している方法としてはコインなど、 薄く硬いものを親指と人差し指でつまんでいただき、 親指の爪代わりとして各ツールの溝に引っかけて開いていただくよ うにご提案しております。
やや慣れが必要ではございますが、 爪を傷めることなく開閉が出来ると思います。ぜひ、 お試し下さい。
また、 しばらくお使いになっていないスイスアーミーナイフの場合、 油脂などが固まってしまい、どうしてもスムーズに開閉が出来ないときは弊社でオーバーホール やメンテナンスも行います。
ご希望の場合は、 下記の修理センターまで対象商品をお送りください。”( 一部抜粋)
特に女性におススメ
言われたとおり、コインで刃を起こしてみると、
これならば、女性や子供でも難しくはないレベルだ。
特に、10円玉などよりも厚みの少ない1円玉のほうがやり易いようだ。コイン程度ならば、野外に出る際にも持っているだろう。
そうでないと、道具を開ける為に他の道具が必要なのでは、
お洒落に爪を伸ばしている女性などには、
■併せて読みたい関連記事■
ナイフを使いこなすために必要なことは?
スイスアーミーナイフはどんなタイプを選ぶべき?
この記事へのコメントはありません。