”焚火は野外における最重要インフラである”
野外において生存する上で、最も必要となる要素、それが”火”です。
炎が生み出す熱と光は、体を温め、暗闇を照らし、体力を保つ食事を作るのに不可欠な要素。
この”火”を作り出し、上手くコントロールする技術は、サバイバル状況下のような過酷なシチュエーションからファミリーキャンプまで、幅広いアウトドア環境で必要とされるものです。
本マニュアルは、週末冒険会の野営技術研究スクールである、Wilderness Camp Labで使用しているものです。
焚火の原理・効能から、実際にどうやって火を熾す材料を集め、着火し、キープするまでを纏めました。
・焚火は好きなんだけど、自分一人では自信がない
・着火剤を使っての火起こししか出来ないので、もっとハイレベルな方法を知りたい
・何時も何とかやっているけど、上手く火が点いて安定するまで、とても時間がかかる
・1人で野山に出かけて、どこでもキャンプできるようになりたい
・イザという時の防災のため、火熾しを身に着けていたい
もしあなたが、このような気持ちをお持ちであれば、是非参考にして見てください。
また、マニュアルを読んで頂いた方で、内容で解らないところがある、もっと詳しく知りたい、、という場合には、無料で質問、アドバイスさせて頂きます。
<主な内容>
1,焚き火の基本的な技術とは?
・3+1の焚火の効能
2, 焚き火のメカニズム
・火が燃えるための3つの要素とそのバランス
・焚火における3つの要因
3,焚き火の3ステップ
1)準備・・・燃料とその種類、特徴。濡れた薪の判別法。焚火の組み方の種類
2)火熾し・・原則、材料の準備、組み上げ方法、着火の要領。新聞紙による火口の作り方
3)維持・・・理由と意義と方法。注意点