大人向けキャンプ・焚き火・アウトドア体験創造集団「週末冒険会」
2023 7

地図とコンパスを使いこなせ!~読図ワークショップキャンプ

地図とコンパスを使い、自然の中を自由に動き回る。そこには未知の場所への憧れや冒険、ドキドキといった夢があります。

誰もいない森や渓谷の奥深く、秘境のようなキャンプ地を求めて分け入り、無事にそこから還ってくる。
あるいは、はっきりとした登山道が整備された名山ではなく、お手軽だけれど登山マップも無い、林道がそこかしこに走っているような近郊の低山をトレッキングする。

そういう状況では、自分が今どこにいて、どこへ向かうのか?またその途上にはどんな地形や危険があるのか?ということを知らなければなりません。

けれど、地図の読み方やコンパスの使い方って難しそうだし、本を読んでみたけどイマイチよくわからない、、それに最近はスマホのGPSもあるし、、、と感じている方も少なくないのではないでしょうか。

徒歩に限らず、自転車や車あるいはカヤックなどを使って自然の中を旅し、寝泊まりする。
その為の安全で確実な移動法は、アウトドアにおけるとても重要な要素です。

ですが、キャンプやアウトドアに興味がある方でも、こうした知識や道具は登山の為だけのものと思っている方も多いのが現実です。

例えば、山岳遭難の原因の第1位を占める道迷い。実に約40%の割合を占めるこの道迷いはその殆どが、標高2,000m以下の低山で起きています。

富士山や北アルプスのような高く険しい山々でなく、誰でも簡単に足を踏み入れることが出来て、危険も少ないように感じられる低山。しかしそこは木々が生い茂る森や林で、一旦迷うと目印になる山頂も、明確な標識のある登山道も存在しません。

その時、自分がどこから来てどこへ帰ればよいのか、それを知る術が地図、そしてコンパスです。

自由に森を歩き、寝泊まりする。適切な野営地を探り出してそこへたどり着く。
その為に道を間違えず、正しく最小限の動きをすること。

それは結果的に疲労の軽減と時間のロスをなくすことに繋がり、安全でスケジュール通りに帰れることを意味します。

自分が今どこにいるか、そしてどこへ行きたいのか??またその為のルートはどこが安全で適切なのか??

これらを学ぶことは野山で歩き回る際だけに留まらず、車、オートバイ、船などでの移動や、さらには旅行や日常生活でのちょっとした外出にも大変重要で便利な知識となります。

方向感覚や距離感を養い、体を馴染ませる、慣れさせる。
自分で行うことがなかなか難しいチャレンジを、こうした機会に是非学んで頂きたいという想いからこのイベントが生まれました。

 

この講座ではオリエンテーリングや一般の登山で使われる読図法の知識だけでなく、ランドナビゲーション(地上航海術)呼ばれる非常に精密な技術を学ぶことが出来ます。

このテクニックをマスターすることにより、全く道が通じていない森の中の目的地へピンポイントでたどり着くことが可能となります。

クラスは丁寧で実践的な指導が受けることが可能な少人数制(最大6名迄)、また高い学習効果を得られる、広大なフィールドを使用してレッスンを行います。
コンパスをお持ちでない方は無償レンタルもありますので、お申込み時にお申し付け下さい。

皆様のチャレンジ、お待ちしております!