アウトドア用ガスバーナーの弱点

2016-08-17

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焚き火前提のキャンプでも、どうしても火が点かないという時はあるものだ。
また、焚き火自体が不可能な場所、条件下での野営というものも、時にはあり得る。
そんな時に備えて、何かしらの燃料類は常に、バックアップとして持参するようにしている。

例えば、業務用の固形燃料や、アウトドアショップで売っているエスビットポケットストーブ。
薬用アルコールを使い、空き缶で作るアルコールストーブもお手軽で便利だ。

これらはインスタントラーメンを煮るくらいなら十分な能力がある。
それに、場所を選ばず、手軽に使えて、スピーディーに湯沸かしや調理が行えるのは、焚き火にはないメリットだろう。

もう少し本格的に調理したいという時には、ガソリンやガスを使うバーナーも選択肢の一つ。
確かに固形燃料などに比べたら少し重く、嵩張りはする。

だが、高火力と携帯性と手軽さを兼ね備えるので、敢えて焚き火に拘らないのであれば、事実上、最も有用で現実的な選択肢がコイツだろう。

どれを選択するかは、重量と寸法、燃料消費、カロリーの問題。

1人での山旅や簡単な食事でOKならば、固形燃料かアルコールストーブを持っていけば良い。
多人数でのキャンプやちゃんとした食事を作りたければ、ガスやガソリン、、という選び方だ。

 

但し、これら4種類の中で、一つだけちょっと事情が違っているものがある。
それは、ガスバーナーだ。

何が問題かというと、燃料調達が簡単ではないこと。
特に、バイクツーリングのような数日以上の長旅になると、厄介な問題となってくる。

どういうことかといえば、、、

・アルコールや固形燃料は、田舎のホームセンターやドラッグストアなどで比較的入手しやすい。
・ガソリンは燃費が良く、1L缶で数日は持つし、非常手段として車用のガソリンも使える。

であるのにに対して、キャンプ用のガスカートリッジ(OD缶)は、専門店でないと売っていないのだ。
それに加えて、あまり燃費も良くない。
各メーカーとも同じような大きさのレギュラーサイズ(230g入)なら、1~2時間で使い切ってしまう。

これでは朝昼晩と調理した場合、2日も使えばガスが無くなる。
つまり、調理にガスバーナーだけを使用するならば、2泊3日以上の旅では、2個以上のカートリッジが必要になることを意味する。

そしてもし、バーナーに加えてランタンにも同種のカートリッジを使用すると、さらにガスの必要量は増える結果となる。

かと言って、このカートリッジを何個も持参するのも、そこそこ重いし嵩張る。。
また、1個¥400~500と、結構な値段がするのもネックだ。

実際、数年前に北陸をキャンプツーリングした際、この問題にぶつかった。
その時は偶然、ルート上(といっても20kmほど余計に回り道をしたが)にアウトドアショップがあったので、事なきを得た。
がしかし、こういう問題は今後もあり得るな~と思わされた記憶がある。

 

この、入手が困難、かつ割高なアウトドア用ガスカートリッジの問題に対する解決策。
それが、ガス詰め替えアダプターの利用である。

グーグルなどで検索してもらえばすぐ出てくるが、一般的な卓上コンロ用のガスを、アウトドア用ガスカートリッジ(OD缶)に移し替える事のできるアダプターというものが販売されている。
(一般的には、”詰め替え君”などが有名)

卓上コンロ用ガス缶(CB缶と呼ばれる)はコンビニでもどこでも簡単に買え、場所によっては1本100円だ。
容量的にもCB缶とOD缶はほぼ同量なので、価格比では4~5倍の節約になる。
この器具さえあれば、旅先でも簡単にガス補充が可能だし、自宅で詰め替えすれば経済的にもかなりお得だ。

 

但し弱点もある。
それは気温の低い季節や場所では、火力が弱いか、もしくは着火しないこともあるということだ。
特に雪山や冬のキャンプでは、使い物にならない。

何故かといえば、CB缶に入っているガスの成分が原因。

CB缶に詰められているブタンガスは沸点が0℃のため、気温が低いと気化しにくい。
元々、卓上コンロ用のガスなので、家の中で使う分には問題ないのだが、これを詰め替えて野外で、特に寒い場所で使うと、このような問題が発生するのだ。

なので、そのような場所で使う際には、メーカー専用の寒冷地仕様カートリッジを使うのがベスト。
寒冷地用のガスにはプロパンやイソブタンが使われており、それらは沸点が低いので、気温が低くなっても出力が下がりにくいからだ。

食料や水と同様、燃料の補給というのもキャンプでは重要なポイントだ。
そんな時、どこでも入手でき、安価で汎用性が高いという性質は、非常に重要である。

 

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