バノック~焚き火で作る古代のパン

2017-05-11

 

バノックとは?

あなたはバノックという名の食べ物を知っているだろうか?

簡単に言うと、原始的なパンのようなもの。イギリスのティータイムで出されるスコーンと同じような材料で作られている。元々はスコットランド周辺に古くから伝わる伝統的な食べ物で、北米のエスキモーやイヌイットといった先住民族の間にも、似たようなレシピのバノックが伝わっているそうだ。

先日のキャンプの際、キャンプ場近くの地元では有名なパン屋で、初日の昼食を買ってきた。昔ながらの薪窯で焼かれた、フワフワアツアツのレーズンブレッド。出来上がったばかりのパンの美味さを久々に感じながら、”キャンプであまり道具や手間をかけず、焼きたてのパンを食べられる方法は??”と思っていた。

そんな時にふと思い出したのが、このバノック。以前に何度か作っていたが、暫くやってなかったので、すっかり忘れていた。キャンプでパンを焼いて食べたいと思った時、問題は調理器具。ダッジオーブンがあれば可能だろうが、それも無い場合にはなかなか難しい。。石でかまどを組むやり方もあるにはあるのだが、かなり手間で、しかも難しい。(この石組み竈はまた後日、紹介したいと思う)

だが、このバノックならば、特別に道具を必要としない。焚き火さえあれば、簡易的ではあるが焼きたてのパンが食べられるのだ。

 

野外でのバノックの作り方

作り方は極めて単純。材料は、、

・小麦粉 1カップ
・ベーキングパウダー 小さじ1
・塩 小さじ¼
・バター 大さじ3
・ミルクパウダー 大さじ2
・水 適量

そして作り方だが、、

1)まず上記の水以外の材料を良く混ぜ、その後、徐々に水を加えて、耳たぶ程度の堅さになるまで良くこねる。バターを湯煎などして予め溶かしておければ、混ざり易いだろう。
2)木の枝などにらせん状に巻きつける。厚みは12~13mm程度。
3)焚き火で黄金色になるまで、くるくる回しながら炙る。炎が出ている焚き火よりも、真っ赤に燃えている熾き火の方がより上手に、美味しく焼ける。

以上、簡単。

 

その他の楽しみ方

このバノック、事前に材料をミックスしておけば、焼く前に水を加えてやるだけで、直ぐに準備が終わるのも特徴だ。ジップロックなどに入れてキャンプやハイキングに持っていけば、簡単に調理できて、暖かく食べられる携行食とすることもできる。

また、上記のレシピのほかにも、色々な材料を入れて作るやり方があるようだ。レーズンやプルーン等のドライフルーツやナッツ類を加えても、美味しいと思う。焚き火の周りで、木に巻きつけたバノックを焼きながら、仲間とワイワイやりつつ食べるなんてのも、楽しいだろう。

ご飯はもちろん、おやつとしても楽しめそうなバノック、是非試してみてもらいたい。

 

 

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