アウトドアシューズを買おうと思っているアナタヘ、、

boots
先日から久しぶりに再開したランニングで改めて気付かされたこと。

それは、”人間は足がとても大切”だという事。

この意味には、
“足腰をを鍛えていないと、いざというときに動けなくて困るゾ!”

という意味も無論あるのだが、今回言いたいのは、また別の話。

何かといえば、走っている最中に、足に豆ができたのである。

 

以前からその傾向はあったのだが、どうもランシューズが靴ずれする。
両足の土踏まずからやや側面に上がった辺りが、靴のインナーソールに当たるのだ。

昔から幾つかのランシューズを履き替えても余り変わらない。
多かれ少なかれ似たような症状になっていたので、私個人の独特の足の形状によるものだろう。

しかし、今回、久しぶりのジョグでは、酷かった。。

 

走り始めて2km位で痛みを感じ始めた。

それが、3kmを過ぎた頃には、両足とも我慢できないほどヒリヒリしていた。

足の着地を変えてみたりしながら、だましだまし距離を稼いでみる。

が、、、とても耐えられず、後半の2km以上はゆっくり歩くことに。

帰って靴下を脱いでみると、正に小豆ほどの大きさの赤い膨らみができていた。

 

よく昔は、初めて靴を買ったら、履き慣らしをするものと言われていた。

けれど最近は、あまり聞かない気がする。
特に山用のトレッキングブーツなどは、この慣らしを行わないまま本番当日に履いていしまうと、酷い目に遭う可能性がある。

ジョグの私のような例なら、家に帰ればそれで済む。
が、山で靴が合わないまま歩き続ける事になると、地獄だ。。

岩や瓦礫、草木の茂る不整地を歩行すると、踏み出す足には1歩毎に、四方八方からの力がかかる。
アスファルトの平らな地面を歩くのと違い、踏んづける地面が凸凹なために、こうした現象が起きるのだ。

この時、足に合わない靴を履いていると、足が痛くなってくる。
さらに、痛めている足に1歩ごと、違う角度からエネルギーがかかってくる。
結果、痛みから逃げようとその都度、変な着地の仕方や足運びを強いられてしまう。

また当然、そんな足をかばって歩く太ももや脹脛にも、通常の何倍もの負担がかかり、疲労する。

こうして、小さな痛みが原因となり、疲労し、歩行や行動に支障が出て、最終的には事故や遭難が発生することもあるのだ。

  

では、こうした問題はどうやって避けるべきか?

前述した履き慣らしはもちろんだが、大原則として、プロのいる店で買うことだ。

アウトドアシューズのような、普段の靴よりも過酷な状況を強いられる靴では、特に選び方に注意が必要になる。
しかし、自分で自分の足の特徴を理解していて、それに合う形の靴を選べるという人は、そう多くない。

その際に、専門店の店員によるアドバイスは、どんなマニュアルやネットの情報よりも有益だ。

経験がある方も多いと思うが、メーカーによって、靴の形には違いがある。
それを把握し、客の足の形を見て、適切なブランドをお勧めしてくれるのは、アウトドア専門店の、しかも靴売り場の担当者にしかできない技だ。

私も含め、素人は靴を選ぶ際に、はじめは店頭に並ぶ商品のデザイン、価格、ブランドくらいしか選ぶ基準がない。

その後は、選んだものを実際に履いてみて、大きいか小さいか、、、当たっているところはないかな??位が、判断材料としては関の山だろう。

 
だが、プロに任せると、様々な選定のポイントがあることが学べる。

・履いてすぐ良し悪しを決めるのではなく、1時間くらいは履いて店内を歩きまわることを薦められる。
・厚みのある山用のソックスを貸してくれて、足裏のクッション性だけでなく、脛周りの当たり具合も見てくれる。
・実際に背負う荷物の重量を想定して、下り坂でつま先がどのくらい当たるかを考慮して、サイズを判断してくれる、、など。

こうした点を見極めたうえで、客それぞれのデザインに対する好み、予算などを併せて検討して貰えるのだ。

普通の靴屋やアウトドアディスカウント店、通販などでは出来ない、スペシャリストならではだろう。

 

また、最近はゴアテックス素材を使用したものが特に多く見られるようになった。

雨の日でも、小川を渡ったりしても濡れず、しかし蒸れない(実際には蒸れる、長靴などよりマシだが)

冬山登山などをする場合には、足の凍傷を防ぐためにも必須なのだが、その辺の山歩きにも便利ではある。
なにせ、ぐちゃぐちゃになった靴は気持ちが悪いし、翌日に又、履く時もガッカリしてしまう。。

だが、単体では確かに防水性に優れるこのゴアブーツも、あるポイントに気をつけないと、ぐしょ濡れになってしまう。

それは、、”レインウェアのズボンと一緒に使うこと”

小雨の降る日や、露に濡れた草叢を長時間歩くと、当然ズボンは濡れてくる。
それに加えて夏や梅雨時期など、湿度の高い時期は、脚も汗をかく。

すると、スボンの内側のすねを伝って、水や汗がブーツの内側の靴下に染み込んでくるのだ。

短時間ならそれほどでもないが、数時間も歩くとなればほぼ間違いなく、ブーツの中は水没状態になるだろう。

汗をかくのは仕方ないとしても、外部からの濡れを防がない限り、せっかくのゴアブーツも意味なしになってしまう。

 

運良く、夜、焚き火に当たれるとしても、背が高く、厚手の生地を使っているブーツの内部を乾かすのは容易ではない。

とういことでもし、貴方がブーツを買う機会があったら、こんなことに気を付けて使って欲しい。
 

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