知ってますか?滅菌、除菌、抗菌の違い

2017-04-17

021

 

もう春もそこまで。
気温も上がってきて、キャンプ、山登り、BBQと野外で食事をする機会が増えてくる。
だが、そこには危険が潜んでいることを、しっかり認識している人はどれくらいいるだろうか。

野山には雑菌がたくさん存在している。
また、日光、高い外気温、不完全な保冷状態と、アウトドアでの食事は、菌が増殖するのにとても快適な環境。
そんなシチュエーションでは、家庭での食生活とは比べ物にならない程、食中毒の危険が常に付きまとう。

そういった状況での対策として良く使われるのが、市販の衛生用品だ。
スプレーやジェル状等で販売されており、台所用品として使わているのはあなたもご存じだろう。

しかし、これらの製品に書かれている、”除菌、殺菌、抗菌、、”などの効能には違いがあるのをご存じだろうか?
日本石鹸洗剤工業会のHPによれば、それらは以下のように定義されている(一部抜粋)
http://jsda.org/w/03_shiki/a_sekken30.html

 

滅菌
全ての菌(微生物やウイルス等)を死滅させ除去する事。意味的には菌に対して最も厳しい対応。
微生物の生存確率が 100万分の1以下になることをもって、滅菌と定義している。(日本薬局法)
現実的には、人体に関してはあり得ない(ヒトの手を滅菌するには、人体の細胞ごと殺さなければならないことになる)
その為、器具などの菌に対しての用語とされている。

殺菌
細菌を死滅させるという意味。 しかしこの用語には、殺す対象や殺した程度を含んでいない。
この為、その一部を殺しただけでも殺菌と言えることになる。
厳密にはこの用語を使う場合は、有効性を保証したものではない。

消毒
病原性微生物を死滅させる、あるいは除去して、害のない程度まで減らしたり、感染力を失わせるなどして、毒性を無力化させること。
消毒の手段として殺菌が行なわれることもある。
ただし、病原性をなくする方法としては殺菌以外にもあるので、滅菌とも殺菌とも違うという意味で、使い分けがされている。

除菌
微生物の数を減らし、清浄度を高めること。 食品衛生法で「ろ過等により、原水等に由来して当該食品中に存在し、かつ、発育し得る微生物を除去することをいう」と規定されている。

抗菌
菌の繁殖を防止するという意味。 菌を殺したり減少させるのではなく繁殖を阻止する事を指すが、対象やその程度を含まない概念。

 

つまり、実際に野外で使う我々の判断基準としては、以下のようになると考えられる。

滅菌・・・最も強烈(調理器具用として理想的)
消毒・・・現実的(特に野外)な範囲の中で、最高度の食中毒防止を期待できるレベル
殺菌・・・予防の手段としては効果的、だが菌が完全にいなくなるわけではない。
除菌・・・人体に問題ない程度までは菌を減らすことができる(だが、その後、増殖する可能性もあり得る)
抗菌・・・菌を増やさないだけ。なので元々付着している菌の数が人体に影響を与える程の数ならば、ほぼ無意味。

 

アウトドアで食中毒を防ぐ為、様々な製品を使用している方も多いかと思う。 だが、これらの効能の違いを認識しておかないと、あまり効果のない品を買ってしまったりする可能性があるので、要注意だ。

 

では、具体的にどんなものがアウトドアでの食中毒・感染予防に良いのかということだが、、
週末冒険会では、”パストリーゼ”という製品を使っている。

パストリーゼ:http://www.dover.co.jp/ad_pasteuriser/

この製品、食用アルコールをベースにしているので、食品に付着しても人体に無害。
なので、包丁やまな板、手の消毒にも使えるだけでなく、調理済みの食べ物にも使える。

例えば、夏場の暑い時期の夕食用にと、少し早めに作り上げてしまった生野菜サラダや魚料理などに吹きかけておく。
あるいは、キャンプ中におにぎりやサンドイッチを作って、ハイキングに持っていこうなんてシーンでも有効だ。

自分の身を護るだけでなく、大人数でBBQなどの際に、食中毒などを出さないためにも、料理をする人間はこうしたことに気を使ってもらいたい。

 

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