夜、星が見えなくても方角を判断するには?

2017-04-02

moon

 

アウトドアでの秋の楽しみの一つが、山での山菜採り。
だが、この山菜採りに伴って起きるのが、山中での迷子、行方不明といった遭難事故である。

夢中になり目を皿のようにして地面を追ううちに、あれれ、、どっちから来たっけ??
ちょっとした山で、かる~い感じで、少しだけのつもりで、、
ヤブの中に入り込んで夢中になっているあいだに、いつの間にか、、

という、まさかまさかのうちに、こうした事故が起きるのである。

 

山菜採りに山へ入る人の殆どは、地図やコンパスを持っていないのが実情。
しかし、登山道が整備され、目指す頂上がはっきり見える著名な高山よりも、深い藪に覆われた近所の山のほうが、よっぽど迷いやすいのである。
そんなところへ、地形も方角も知る術を持たずに入っていくのは、、私に言わせれば無謀だ。

 

北極星を見て、東西南北を知る方法は広く知られているので、皆さんご存知だろう。
もちろん、太陽を見ることでも、おおよその方角を知ることは出来る。

でも、意外と知っている人が少ないのが、月を見て方角を判別する方法だ。
以下は、その理屈と判別の方法である。

 

月は太陽の光を反射して光っていることは、学校で習ってご承知の通り。

例えば、満月は太陽の光を正面から受けている状態。
同じように、上弦の月、下弦の月は、横方向から光が当たっている。

そして、太陽は現地時間の昼12時に真南に位置し、24時間で1周りする。

この理屈を考えてみると、現在地の時刻さえ判っていれば、月が浮かんでいる方向で大体の方角を知ることが可能になる。

 

月と太陽

上の図は、地球を真上(北極方向)から見ているイメージだ。

今、自分のいる現在地の時刻が真夜中の12時だとすれば、太陽はちょうど、地球の真裏に位置している。
その真裏にある太陽の光を、真正面から受け止めて、満月が光っていれば、その方向は真南ということになる。

同様に考えると、夕方の18時に太陽がいるのは真西。
その時に、満月が浮かんでいるのは東

逆に、朝の6時に太陽が昇っているのは真東。
この時刻に満月が浮かんでいたら、その方角は西(太陽は東)

この方法を知っていれば、大体の方角を判別出来ると思う。

 

ただし欠点もある。

1、当然ながら、雨や曇り、新月などの、月が見えない日には使えない。
2、三日月や上弦、下限の月など、満月以外の時には判断が難しく、慣れが必要。
3、四季により太陽が昇り、沈んでいく方角は若干、変化する為、厳密ではない。

 

なので、この月を利用した方法は、あくまで大まかに方角を知る為の技術。
数km以内の目標物へ、ピンポイントで辿り着くような目的には使えない。

しかし、二股に分かれた道を、右か左か選択しなければならないような場合には、大いに役に立ってくれる技ではある。

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